Lesson 1

はじめに

Lesson 1 Chapter 1
この講座の目標

この教材では、PHPを使ったWebアプリケーション開発の基礎を学びます。
はじめてプログラミングに触れる方でも、ステップを踏んで実践的なスキルを身につけられるよう構成しています。

環境構築や文法の理解だけでなく、「なぜそう書くのか」「どんな場面で使うのか」といった背景にも触れながら、実務に役立つ知識を丁寧に解説していきます。

まずはPHPに関する情報源として、公式ドキュメントの活用方法を紹介し、その後、PHPの特徴や役割について学んでいきましょう。

Lesson 1 Chapter 2
公式ドキュメントの紹介

PHPには公式ドキュメントという辞書のようなものが用意されており、今後思い通りに処理を動作させることができなかったり、不明点が出た際に活用していくと良いです。

最初はこのドキュメントに対しても抵抗感を感じるかもしれませんが、どの情報サイトよりも正しい情報が掲載されているサイトになりますので、使い方を覚えるという意味でも少しずつ触れていくと良いでしょう。

Lesson 1 Chapter 3
PHPとは

PHPとは

数多く存在するプログラミング言語の中の一つです。厳密にはスクリプト言語とも呼ばれます。PHPを学ぶことで動的なWEBページの開発ができるようになります。

PHPでできること

身近なもので例えると、今では多くの方々が利用されているSNSなどの開発が可能です。

  • メッセージを投稿する。
  • 投稿に対してお気に入りをする。
  • 投稿に対してコメントする。
  • ユーザーと友達になる。

など、SNSの中で使われているこれらの機能を作ることができます。その他にも掲示板サイトやショッピングサイトなど、「ユーザーが起こしたアクション」によってページのレイアウトに変化が生させることをできるのがPHPです。

そしてこれを動的なWEBページと呼びます。

対して静的なWEBページも存在し、ホームページのように予め用意されているテキストなどが表示されていてコードを書き換えない限りレイアウトに変化が生じないものを指します。

PHPの需要

PHPの需要性は高いところに位置しており、実際に探してみると案件数も非常に豊富です。

PHPの人気が高い理由としては

  • 他のプログラミング言語に比べ、シンプルで学習コストも低い。
  • 案件の量が豊富。
  • フレームワークが優秀。
  • インターネット上の情報量が豊富。

などが挙げられます。

しかし、シンプルと言えど独学では非常に難易度が高く、挫折してしまう方も少なくない為、これから一緒に学習へ励んでいきましょう。