Lesson 20
参考資料
Lesson 20
Chapter 1
参考資料
この章では、PowerShellの学習に役立つ情報源を紹介します。以下は、VSCodeを使用してPowerShellの学習に役立つ情報源の一例です。
公式ドキュメント
PowerShell公式サイトにあるドキュメントでは、PowerShellの機能やコマンドレットの使い方を詳しく解説しています。また、バージョンごとにドキュメントが分かれているため、使用しているバージョンに合わせて参照することができます。例えば、PowerShell 7.1のドキュメントを見たい場合は、公式サイトから7.1のドキュメントにアクセスすることができます。
ソースコード
PowerShellはオープンソースのプロジェクトであり、GitHub上でソースコードが公開されています。PowerShellの内部実装やコマンドレットの実装を知るために役立ちます。例えば、特定のコマンドレットの実装を確認する場合は、GitHub上でコマンドレットのソースコードを見ることができます。
PSGallery
PSGalleryは、PowerShellのコマンドレットやモジュールを公開するためのオンラインギャラリーです。例えば、Active DirectoryやAzureなどのモジュールが公開されており、これらのモジュールを使用することで、開発効率を向上させることができます。また、モジュールの中身を読むことで、より高度なスクリプトを作成することができます。
これらの参考資料を活用することで、PowerShellの機能やコマンドレットの使い方を理解することができます。また、オープンソースであるため、ソースコードを読むことでより深い理解を得ることもできます。

Lesson 20
Chapter 2
公式ドキュメント
PowerShellの公式ドキュメントは、MicrosoftのWebサイトにあります。
ドキュメントでは、PowerShellのコンセプトや機能、コマンドレット、構文などが詳しく説明されています。
公式ドキュメントは、PowerShellのバージョンごとに分かれており、最新バージョンのドキュメントは、以下のリンクから確認できます。
公式ドキュメントを利用することで、PowerShellの機能やコマンドレットの詳細を確認することができます。また、公式ドキュメントでは、PowerShellの使い方やプログラミングの方法に関するチュートリアルも提供しています。
初めてのユーザーにとっては、公式ドキュメントが多くの情報を含んでいるためやや複雑に感じるかもしれません。しかし、必要な情報を見つけるためには、検索機能を利用することができます。また、公式ドキュメントは定期的に更新されているため、最新情報を確認することができます。

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Chapter 3
ソースコード
この章では、PowerShellのコマンドやモジュールのソースコードを閲覧することができる場所について説明します。
一般的に、PowerShellのコマンドやモジュールは、GitHub上で公開されています。GitHubは、ソースコードのバージョン管理システムであるGitを利用した、プログラムの共同開発プラットフォームです。「GitHub」で、PowerShellのコマンドやモジュールのソースコードを閲覧することができます。
PowerShellのオープンソース版であるPowerShell Coreのソースコードは、GitHub上で公開されています。PowerShellの開発に興味がある方や、バグ修正や機能追加を行いたいと思っている方は、PowerShellのGitHubリポジトリをチェックすることをおすすめします。
GitHubリポジトリ
GitHubリポジトリとは、プログラムのソースコードやプロジェクトのファイルなどを保存するためのオンライン上のデータベースのようなものです。リポジトリを作成することで、複数の人が同じプロジェクトにアクセスし、コードの編集や共有ができます。また、オープンソースの場合は誰でもアクセスし、コントリビューションをすることができます。GitHubは、世界中の開発者が利用する、非常に人気のあるリポジトリのホスティングサービスです。
PowerShellのGitHubリポジトリには、PowerShell Coreのコードやドキュメント、バグ報告、機能提案などが含まれています。また、PowerShellのコントリビューションガイドラインや開発に関する情報も記載されています。
PowerShellのGitHubリポジトリは以下のリンクからアクセスできます。
GitHubからPowerShellのスクリプトをダウンロードする手順は以下の通りです。
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ブラウザでGitHubのサイトにアクセスします。
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検索バーに「PowerShell」と入力し、検索します。
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検索結果から必要なスクリプトを見つけます。
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スクリプトのページに移動し、「Code」という緑色のボタンをクリックします。
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「Download ZIP」という項目が表示されるので、クリックしてZIPファイルをダウンロードします。
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ZIPファイルを解凍し、必要なスクリプトファイルを取得します。
また、PowerShellのスクリプトが保存されているGitHubリポジトリに追加してバグ修正や機能追加を行いたい場合は、以下の手順に従います。
GitHubにアカウントを作成します。
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スクリプトが保存されているリポジトリに移動します。
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「Fork」というボタンをクリックして、自分のアカウントにリポジトリを複製します。
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複製したリポジトリをローカルマシンにクローンします。
ローカルで変更を加え、コミットします。
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プッシュして、GitHub上のリポジトリに変更を反映します。
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「Pull Request」という機能を使って、オリジナルのリポジトリに変更を提案します。
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オリジナルのリポジトリの管理者が変更を確認し、マージします。
マージ
「マージ」とは、複数のソースコードやプログラムの変更を統合して、1つの最終的なバージョンを作成することです。例えば、複数の開発者が同じプロジェクトで作業している場合、それぞれが編集したコードをマージすることで、最終的なプロダクトを完成させることができます。マージにはコンフリクト(競合)が起こることがあり、その場合は競合を解消するための手順が必要になります。
Fork
「Fork」というボタンをクリックすると、GitHub上のリポジトリを自分のアカウントに複製することができます。これにより、自分のアカウント内にそのリポジトリを完全に所有した状態で変更を加えることができます。つまり、自分で修正を加えたい場合はまず「Fork」してから、自分のアカウントにリポジトリを複製してから変更を加える必要があります。
Pull Request
「Pull Request」という機能を使うと、自分が複製したリポジトリに加えた変更をオリジナルのリポジトリに取り込んでもらえるよう、オリジナルのリポジトリの管理者に変更を提案することができます。つまり、自分でリポジトリを複製して変更を加えた後、「Pull Request」機能を使ってオリジナルのリポジトリの管理者に変更を提案することができます。管理者は変更を確認し、問題がなければ変更をマージしてリポジトリに反映させます。

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Chapter 4
PSGallary
PSGalleryは、PowerShellのモジュールやスクリプトを共有するための公式オンラインギャラリーです。PowerShellで使用できるモジュールやスクリプトを検索し、ダウンロードすることができます。また、モジュールやスクリプトを投稿することもできます。PSGalleryは、PowerShellで機能を拡張するための便利なリソースであり、コミュニティによって開発された多数のモジュールやスクリプトがあります。
PSGalleryにアクセスするには、PowerShellを起動してから Find-Module または Find-Script コマンドを使用するか、オンラインで PSGallaryのサイト を確認してください。
PowerShellのコマンドやモジュールのソースコードを閲覧するには、以下の手順に従ってください。
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PowerShell Galleryで探したいコマンドやモジュールの名前を検索します。
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検索結果のページで、コマンドやモジュールの詳細情報を確認します。
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詳細情報のページで「Project site」をクリックし、GitHubリポジトリのURLにアクセスします。
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リポジトリのページで、"Code"という緑色のボタンをクリックします。すると、"Download ZIP"という項目が表示されます。
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"Download ZIP"をクリックして、ソースコードのZIPファイルをダウンロードします。
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ZIPファイルを解凍すると、コマンドやモジュールのソースコードが含まれるフォルダが作成されます。
以上の手順で、PowerShellのコマンドやモジュールのソースコードを取得することができます。また、GitHub上では、他の開発者が作成したコマンドやモジュールのソースコードも閲覧することができます。
